2007.9
高校生活最後の作品。 胸を締め付けるようなわかれ、 胸を焦がすような優しい思い出、 そんなことを書きたくて書きたくて、 結局どうなったのか、ほんとの所よくわからない。 わかるのは、私にとって最後の小説だったことと、 あの子達の最後の言葉は、よりにもよって、 「じゃあ、そろそろ、帰るよ」 だったこと。 思い出はいつも優しい色をする。 だから、もう振り返らないんだよ。 僕らのハルシオン・ブルー。